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売上管理の為の必要な数値(3)

3つ目の必要な数値は、LTV(ライフタイムバリュー)です。

LTVとは、その人が生涯のうちに当社に使う金額(当社の商品を買う金額)を意味します。「顧客の生涯価値」という言い方もしますね。

実際に”生涯”までの分を予測することはできませんので、期間を区切って考えます。

その期間を6ヶ月にするのか1年にするのか10年にするのか、それは考え方次第。そのビジネスのキャッシュフローも考慮して決めればいいでしょう。あまり長くするのも難しくなるので、3ヶ月~1年の範囲でとればいいのではないでしょうか。

 

これまでのLEAD、CV、そしてこのLTVによって、概算の売上がわかります。

それぞれの掛け算です。

その売り上げと、それぞれの値を見て、戦略を立てるわけです。

 

LEAD、CV、LTVのどれかが極端に悪いものはないか?どれが優れているのか?

どこをどう直せば、売り上げがあがるのか、計算で出すことができます。

見込み客を増やす?

成約率を上げる?

商品単価をあげる?または買ってもらえる商品を増やす?

どの方針で進むかによって、やるべきことが変わってきます。

あれもこれも全部一度にあげることを考えるよりも、どれかに絞った方が確実です。

 

粗利を計算して、どれくらいの予算で対応するかも決定できます。

このように売上を管理していくことで、より正確な見通しが立つわけです。

 

まずは、LEAD、CV、LTVそれぞれの数値を出すことから始めなければなりません。

 

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