自信の付け方、取り戻し方
自分に対する自信、ありますか?
人間、誰もが自信に満ち溢れているわけではありません。自信があった人も、急に自信がなくなる場合もあります。どうしようもなく落ち込んでしまうこともあります。
でも、いつまでも落ち込んでいるわけにもいきません。
なんとかして、自信をつけたい、自信を取り戻したい、そう思う人もいるでしょう。
「自信をつけたい」ということ自体、とても前向きな考えで、すばらしいことです。
でも、どうやったら自信を付けることができるでしょうか?
自信をつけるときに役に立つのが、自分が過去に行ってきた実績や成功体験です。どんな問題を解決してきたか、ということでもOKです。自分の成功体験を紙に書きだしましょう。
これは、自分には何ができるのか、ということを見つめなおす場合にも役に立ちます。
些細なことでもかまいません。思いつく限り書き出します。
「上司と一緒に客先に出向くときに、上司の背広の一部がほころびているのを指摘し、客先で恥をかくのをまぬがれた」なんてことでもいいです。周囲を観察するチカラ、相手が上司でもちゃんと指摘できる勇敢さ、を持ち合わせているということを自分自身で再確認することができます。
もちろん、「プロジェクトを成功に導いた」「目標の売上金額を達成できた」という大きな成功も書き出してください。表現はもっと具体的な方がよいですが。
これまで、自分が何をやってきたのか、どんな問題を解決してきたのか、何をしてどんな成功を収めたか、ということを見直すことで、自分の得意分野も再発見できます。これなら他の人にも負けない、というものも出てくるかもしれません。とにかく成功体験を思い出し、イメージをよみがえらせるのです。
全ての人に対して効果があるとは言えませんが、これだけで自信を取り戻せる場合もあります。自信を取り戻すまでには至らなくても、自分の実績を見つめなおすことは、とても役に立ちますので、ぜひやってみてください。