特管責任者講習で学ぶこと

特別管理産業廃棄物管理責任者講習では、特管に限らず産廃の全般について学ぶことができます。

特管の事を知るには、まず、廃棄物とは何かを知っておく必要があるからです。

 

とりあえず、講習会に行くと分厚いテキストが渡されます。

私が受けたのは平成22年度。

中はこんな感じで、文章がびっしり。図も至る所に散りばめられており、わかりやすくなっています。

ただし、講師の教え方はうまい人そうでもない人いろいろいますし、実際に行ってみないことにはどんな講師かわかりません。あまりうまくない人だと、眠さに耐えながら受講している人も多数出てきます。耐え切れず寝てしまう人も・・・。

最後には簡単な試験がありますので、しっかり聞いておく必要はあるのですが、試験に落ちた人というのは今まで聞いたことがありませんので、不安になることはないと思います。

 

実際は、この特管責任者の講習を受けなくてもはいます。それは学歴や修了科目や実務経験によって定められています。この特管責任者講習は、そういう学歴や経験年数がなくても、この講習を受ければ「同等以上の知識を有するものと認められるもの」となり、特別管理産業廃棄物の管理責任者になることができるのです。

こういうことも、この講習で学ぶことができ、「あれ?自分は講習の必要なかったんじゃないか?」と思う人も出てくるかもしれません。ですが、他ではなかなか学ぶことができない「廃棄物」についての講義は貴重です。きっと知らないこともありますので、しっかり学びましょう。