売上管理のための必要な数値(2)
売上管理のために必要な数値、その2つ目は、コンバージョンです。
コンバージョン、つまり成約率のことです。
リード(見込み客)とコンバージョン(成約率)がわかれば、成約人数が算出されます。
リード×コンバージョンで計算できるということです。
ここで、リードの信ぴょう性について、本当の見込み客なのかどうか、ということで成約率が変わってくることを理解する必要があります。
ただ単に集めただけであれば、成約率は低くなるし、本当の見込み客(欲しいと思っている・検討している人)であれば、成約率は高くなります。
リードを1000人としましょう。これは単に集めただけのものとします。
その場合のコンバージョンは0.1%とします。
1000×0.001=1なので、成約は1名という計算です。
本当の見込み客を100人としましょう。
その場合、コンバージョンは1%になるとします。
100×0.01=1なので、成約率は1名になります。
どちらも同じですよね?
それは、リードとコンバージョンの条件が統一されているからです。
リードを1000人として、コンバージョンを1%と見込んでしまうと、大きく間違えた方向に行ってしまいます。なぜ成約できないのか、わからずに頭を抱えてしまうことにもなります。
それぞれの値の意味を理解し、正しく判断することが必要です。